樹木

宿縁寺のシダレザクラが満開でした。

今日は久しぶりに家族で外出をしました。

どこも人でいっぱい。春休みですね。

帰りに宿縁寺のシダレザクラを見に行ってきましたが、ここ数日の暑さで満開を通り越して散り始めになっていました。

今年は桜の開花が早いと思っていましたが、ふたを開けてみたら遅くて予想はむずかしいですね。

シダレザクラを眺めていて、この花が何十年後でも見れるようにしなければと強く感じました。

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今年もありがとうございました。

今日は大晦日です。

歳を取ると一年が過ぎるのが早く感じるようになると聞いていましたが、本当ですね。

年々、一年が過ぎるのが早く感じるようになっています。

お客様やお世話になった方々のお陰で、今年も無事に過ごすことができました。

誠にありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

 

今年最後の仕事は、お寺の松並木にマツクイムシ予防薬剤の樹幹注入作業でした。

マツを守るための選択肢が何個かあり、どの方法が最善か本当に悩みました。

理想と現実があるのは仕方ないことですが、選んだ方法が最善だと信じて進むことにします。

樹幹注入の空き時間に土壌改良も少し行いました。

土は非常に固く締まっており、50cm程度の深さを数か所掘るにも一苦労でした。

筋肉痛とともに過ごす大晦日ですが、マツを守る作業がスタートできた事の喜びが大きいです。

来年も焦らず着実に物事に向き合っていきたいと思います。

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柿の収穫をしました。

父が修行時代からお世話になっているお客様のお宅で、柿の収穫を行いました。

カキノキと言っても、伝承樹齢250年近くで、このお宅の初代が江戸時代に植えたと伝えられているそうです。

冬に樹勢回復作業を行ったのでどうなったか気になっていましたが、葉の量や大きさ、当年枝の伸びも昨年より良くなっていました。

実の大きさも今年は大きいそうで、喜んでくださりました。

宿縁寺シダレザクラ・古木カキノキ樹木治療: 庭杉2代目徒然日記 (cocolog-nifty.com)

冬に樹勢回復作業をした時の様子です。

 

ただ実を収穫すると言っても、下枝まででも3m、一番上までだと10m以上あるので、脚立や梯子、高枝切りばさみを駆使しながら作業しました。

1日かけて段ボール6箱分収穫できました。

もちろんお客様が全部食べるのではなくて、地元を離れた親戚に送るそうです。

毎年柿を楽しみにしているそうで、やっぱり故郷の味が恋しくなるのでしょうね。

私も学生時代や修行時代に関東にいた時の食べ物を、ふと食べたくなる時があります。

良いものを食べていたわけではないのですが、思い出補正があるのでしょうね。

そんな思い出がある事に感謝しないといけないですね。

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夏の終わり

来週からは最高気温が30℃を下回る予報でしたので、ウメの夏対策を外してきました。

7月末に移植した時より葉量がかなり減ってしまいましたが、記録的に暑かった夏を耐えて頑張ってくれたと思います。

あとは来春、元気に新芽が出てくれるのを祈るだけです。

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7月末の移植時です。

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今です。葉量はかなり減ってしまいました。

 

別の現場で春に治療したマキがあるのですが、通路工事でマキの根を切ってから、ほとんど新芽が伸びてくれなかったそうです。

今は以前より新芽が伸びてきているので、今度は軽い剪定はできるかなと思います。

少しずつですが、良くなってくれて嬉しい限りです。

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2年ほど剪定していないそうですが、新芽が伸びていません。

 

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今年は新芽が伸びてきてくれました。

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安正寺のイロハモミジ

 先日、安城市にある『安正寺』さんに、イロハモミジの処置に伺いました。

 このイロハモミジは、山門と本堂の間に位置していています。

参拝者は、山門をくぐって傘のような樹形のこのモミジの下を通って本堂でお参りすることになり、皆さんに親しまれています。

傘のような樹形なので、夏場はウォーキングの方に広がった枝で日陰を提供して、木漏れ日の休憩場としても利用されています。

 また、秋に真っ赤に紅葉すると知られていて、このモミジの種の採取に育苗業者の方が来ていたそうです。

 

 ただ、以前の工事で根を切られてしまった事や長年の踏圧などから、枯枝が目立つようになってきて、傘の様に広げていた枝もだんだんと小さくなってしまったとの事でした。

樹勢の低下に伴い、紅葉も以前ほど赤くならなくなってしまったそうです。

 

お寺の方が大切にし地域の方に愛されているモミジを、少しでも長く残せるように今回処置をしました。

 

 暦だともう秋ですが、日中の日差しは依然として強いので、その対策をしました。

以前の様にモミジの枝葉が茂っている時は、太陽光は葉で遮られて幹や枝に直接には当たりませんが、枝が枯れてくることにより、元気な枝にも直射日光が当たるようになって『日焼け』を起こして枯れてきてしまいます。

この事により、ますます枯枝が増えていって、さらに直射日光が当たりやすくなる悪い連鎖となります。

 また、幹や枝が枯れてくると、葉に養水分が届きにくくなるため、葉も傷みます。

葉が傷むと綺麗に紅葉しにくいので、近年紅葉の色づきが悪いのはこの影響もあると思います。

 

 モミジを上部から見てみると、日光が当たる部分は枯れてしまっています。

これ以上枯れてしまわないように、幹巻をして保護しました。

また、ドライミストを設置して葉焼けを防ぐようにもしました。

 

皆さんに愛されているこのモミジが、少しでも長生きしてくれるのをお祈りいたしております。

ありがとうございました。

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処置の準備

 朝晩は涼しくなってきましたが、日中は汗だくになってしまう日が続いております。

10月頃まで暑いと天気予報で言っていたのが現実になってしまいそうです。

 

 まだまだ暑い日が続きそうですので、木への処置を行うことになりました。

今の時期に出来る事なので、主に暑さ対策です。

その準備のためにパーツを買ってきているのですが、いざ組み立てると、

「あ、このパーツがない。。。。やっぱり、こうした方がいいかな?」といろいろ出てきて、何度も買いに走っています。

お客様がなるべく管理しやすいように色々と考えています。

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盛夏期の梅の移植 その2

ウメの移植を行って、約1ヶ月経ちました。

今は1年間で最も暑い1ヶ月です。

今年は昨年より暑い日が多く、さらに降雨が少なくて地面が乾燥しており、植物にとっては厳しい日が続いています。

セミ、蚊、毛虫が少なくて、暑さの異常さがよくわかります。

ウメの状態は、先の台風の風の影響で葉の一部が落ちてしましましたが、頑張ってくれています。

まだまだ暑い日が続きそうですが、耐えてくれるように出来る事は行いたいと思います。

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盛夏期のウメの移植

 体にこたえる暑さの日が続いていますね。

体温並みの最高気温が普通に出るようになってしまいました。

今年は夏が長い予報になっているのが心配です。

 

 10日ほど前にウメの移植を行いました。

本来、盛夏期に移植や植栽などの根を切ることは行わないのが普通です。

落葉樹は特にダメで、根を切ると葉に水を供給できなくなってしまって、暑さで葉がチリチリになって落葉します。

植木屋さんが扱う木は、あらかじめ掘ることを想定しているので、根が伸びすぎないように切って細い根を出させています。

それでも盛夏期での植栽は、木にダメージを与えてしまいます。

 

 ただ今回は、下水工事の関係で急遽ウメの移植を行わなければいけませんでした。

ウメは40年生~で、植えられてから一度も掘られていない木です。

移植の話を聞いてから掘り取り日までは2日しか間がなかったので、急遽他の仕事の予定を変更して、セオリー通りのことから今までの経験でよかったことなど、掘り取りまでにできることを行いました。

 

 実際の移植作業では、庭師の先輩が手伝ってくれたので順調に作業が進み、想定より早く移植先に運んで植え付けることができました。

移植先に植え付けて、木に水やりをしながら葉の状態を確認して、やっと少し安心することができました。

 

 移植作業から10日ほど経ちましたが、酷暑にも負けず、葉の色が少し悪くなったけど落葉しないで付いていて、がんばってくれています。

ただ、水やりのタイミングなど、常に木の状態を観察して決める必要があります。

まだまだ夏が長いので、心配する日が続きそうです。

 

 時期の悪い時の移植や植栽は、時期の良い時では行わなくてもよい工程が必要となります。

その分、価格も高くなってしまうし、木にとっても良くないので、やっぱり良い時期に行うべきですね。

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宿縁寺のシダレザクラ

宿縁寺のシダレザクラですが、現在も治療を続けています。

昨年の治療で効果があったと思う事は継続しています。

ただ、一部は治療方針を変えています。

昨年は命をつなげるのが第一でしたが、今年はより長くシダレザクラが生きていける方法を模索しています。

ただ、40℃近い気温になってしまうと、どうしようもないのですが。

 

現在の状況は、昨年より全体の葉色は良いですが、上部の葉の密度は相変わらず少ないです。

上部の葉は小さくて弱いですが、下部では比較的良好なところもでてきました。

ただ、また盛夏がくるので、暑さで葉が落ちてしまわないか心配な日々が続きます。

 

治療を続けてきて改めて思うのは、樹木治療は日頃から身近で木を見ている方の『想い』が大切だなと言うことです。

細かなことに気がついて連絡をくだされば、早い段階で対処ができます。

宿縁寺のシダレザクラは、色々な方に見守られて命をつないでいます。

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タブノキ治療

少し前の話になりますが、お世話になっている造園会社さんからのご依頼で、タブノキの治療を行いました。

お施主さんのお話では、伊勢湾台風の時、この木にしがみついて暴風をしのいで、命が助かった方がいらっしゃったそうです。

木には、ただ見ただけではわからない、様々な方の「想い」が詰まっていますね。

何をするにも「想い」を大切にして取り組んでいかないといけないなと改めて思いました。

 

現状の木の状態を見てみると、幹はかなり腐ってきていましたが、樹勢はそこまで悪くありませんでした。

以前に木が腐った部分をモルタルで塞いだ所が何ヶ所かあり、地上から2.5mくらい上にモルタルが剥がれて中が覗ける穴がありました。

そこから覗くと不定根が発生しているような感じでした。

不定根とは、普通は地面の中にある根が、地中ではない場所から発生している根のことです。

この場合は幹内部の腐っているところを土の代わりにして、根が発生しています。

当初は腐っている部分を削り出して欲しいとの話でしたが、不定根を利用する治療に変更しました。

ただ、幹の一部は腐ってボロボロで倒木の危険があるので、支柱の設置と木の大きさを小さくする矮小化を行い、倒木の危険を減らします。

まずは、充填されているモルタルを除去して内部を確認すると、幹内部に立派な不定根が発生して下の方まで続いていました。

その後は、幹内部のボロボロの部分を取り除き、内部を防菌処理をして、改良土を入れられるように開口部分をシートで覆いました。

上部の開口部は雨水が入るように開けたままにしています。

幹内部に改良土を入れることにより、現状の不定根が太くなってくれるのと、新たな不定根が発生してくれるのを期待しています。

これで今回の治療は完了で様子を見ることになります。

今後、少しでも木の状態が良くなるように努めてまいります。

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