樹木
移植や土壌改良など
今年も始まったばかりと思っていたら、気づけば2月も中旬となりました。
猛烈な寒波の影響もあり、なかなか思うように作業が進まない日が続きました。
仕事は剪定作業を進めつつ、土壌改良や移植も行っております。
先日は、宿縁寺の本堂前に大きなシダレザクラを移植してきました。
前年にも、同じ畑に植わっていた同規模のシダレザクラを移植しました。
しかし当時は2本とも発根状態が思わしくなく、同時に移植して2本とも枯らしてしまうことを避けるため、2本同時の移植は見送り、この木の移植を1年延期した経緯があります。
昨年に根回しを行ったことで細根の発生も確認でき、今回は一安心して移植作業に臨むことができました。
手伝ってくれた仲間の存在も、ありがたい限りです。
なかなか大きなシダレザクラです。元気に活着し、参拝された方々を迎えてくれる存在になってくれたらと思います。
昨年、根回しした様子です。
今年の移植時の発根状況です。
本堂前に移植したシダレザクラ。
古木のシダレザクラの土壌改良の様子です。
命を繋いで頑張ってくれています。
続・クロマツの治療
久しぶりの雨で現場仕事はお休みでした。
仕事が立て込んでいるのに現場を休んでいいのかなと後ろめたさを感じますが、無理はよくないと言い聞かせています。
昨年末に治療したクロマツですが、がんばって命をつないでくれています。
昨年末の様子です。
今年の11月の状態です。
昨年に比べると、緑の部分が増えてきました。木の生命力は凄いですね。
少しずつ元気になるように治療を続けていきます。
宿縁寺のシダレザクラ
今日は子供の演奏会を聞きに行った後に、宿縁寺のシダレザクラを見に行ってきました。
根元に傷をつけられてしまってから3年。
枯れてしまってはいけないと心配しながら、地道に樹勢回復作業を行ってきました。
南側の枝は徐々にですが回復傾向にあり、以前に行った時も蕾をたくさんつけてくれていました。
今日は快晴とはいかず薄曇りでしたが、今年も健気に咲いているシダレザクラの古木を見ることができました。
散り始めでしたが花数は昨年より多く、頑張っている古木を見て嬉しくなりました。
新たに積まれた石垣の上に移植したシダレザクラと、新たに植えたベニシダレザクラが出迎えてくれます。
開花時期が違うので長い期間楽しめます。
ぜひ現地でご覧ください。
来年の開花を楽しみにしてくれている方の期待に応えられるように努めます。
シダレザクラの移植作業
厳冬期らしく、年が明けたら寒い日がきましたね。
暖かい冬に慣れていたので、風がある日はさすがにつらかったですが、大寒の今日は寒さが緩んで暖かかったです。
お寺で移植作業を行いました。
お寺の近くの畑に植わっていたシダレザクラで、持ち主の方がお寺に植えてほしいと生前におっしゃっていたそうです。
お寺の石積みが完成してきたので、今回の移植作業となりました。
土が固いと予想はしていましたが、掘り始めてみると石まじりのためスコップで掘れない固さで、根の発生状況もかなり悪く、太い根が少しあるだけで細根はあまり見られませんでした。
細根が少ないので根鉢の状況が悪く、運搬途中に根鉢が崩れてくる感じでした。
なんとか植栽予定地まで運んで植えこみましたが、根鉢が限界で細かい調整はできませんでした。
あとはしっかり管理して活着してくれることを祈るばかりです。
手伝ってくれた仲間に感謝です。
石積みと大きなシダレザクラは風景になじみますね。
大晦日
今年も今日で終わりとなりました。
忙しく仕事ができて充実した一年でした。
ご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。
また色々な人に助けてもらって、自分だけではできなかった事もなんとか終えることができました。
ありがとうございました。
今年一年はとにかく暑くて、いつまでも夏が続いているような気候でした。
秋・冬に剪定をしていて思ったのは、落葉樹などの繊細な木は暑さで傷む傾向で、常緑樹などの比較的強い木は例年以上に伸びていると感じました。本来落葉しているはずのモミジの葉もまだ残っています。
だんだんと温暖化が当たり前になってしまうと、今までの常識が通用しなくなるなと感じました。
年末最後に治療したマツ。
全体が茶色になっていて、遠くから見た時は枯れているのかなと思いましたが、登って確かめてみると全部は枯れていませんでした。
ただ、危機的状況には変わりはありません。
お客様が大切にされているマツが再び青々と茂ってくれることを祈るばかりです。
治療の喜びと新緑の美しさ
GWに突入しましたね。
愛知県はトヨタ関係の会社に勤めている率が高いので、大型連休の方が多いと思います。
仕事に向かう朝の道路が、普段では考えられないくらい空いていて助かります。
逆に日中は渋滞傾向にあるみたいです。
2019年に治療を依頼していただいて始めたヤマボウシが、綺麗な樹形になってきました。
西日がガンガン当たる環境に植栽されているので、夏場で葉が焼けてしまって、秋まで葉が残らない枝が多かったです。
治療を始めて4年~5年経ちましたが、やっとここまで回復してくれました。
お客様の管理の力によるものだと思います。
弱ってきた木を新しいものに交換するのは簡単ですが、せっかく縁があってお客様のところに来た木です。
簡単に取り換えるのではなくて、良くしていく方法を考えていきたいと思います。
2019年
2024年
作庭させていただいたお庭も木々が元気に育っていて、新緑が綺麗でした。
お客様と木々を眺めていた時、季節の移ろいを自然から感じられる感覚って大切じゃないかなと言う話になりました。
仕事に追われてしまう毎日ですが、忘れてはいけない事だなと感じました。
より以前の記事一覧
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