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2023年8月

盛夏期の梅の移植 その2

ウメの移植を行って、約1ヶ月経ちました。

今は1年間で最も暑い1ヶ月です。

今年は昨年より暑い日が多く、さらに降雨が少なくて地面が乾燥しており、植物にとっては厳しい日が続いています。

セミ、蚊、毛虫が少なくて、暑さの異常さがよくわかります。

ウメの状態は、先の台風の風の影響で葉の一部が落ちてしましましたが、頑張ってくれています。

まだまだ暑い日が続きそうですが、耐えてくれるように出来る事は行いたいと思います。

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富士宮への駆け足旅

先日、妻の実家のある埼玉へ行ってきました。

ただ、台風が接近していたので、1泊2日のかなり駆け足での日程でした。

2日目の昼過ぎには台風対策をするために愛知に戻ってきたかったので、ホテルを朝の4時にチェックアウトし、帰路へ。

でも、ただ帰るのではつまらないので、いつもは新東名を使いますが、今回は中央道経由で富士宮によって帰ってきました。

中央道に久しぶりに乗りましたが、高低差やカーブが多く、新東名の快適さがよくわかりました。

ただ、窓から見る景色は綺麗なので、時間に余裕があるなら中央道もいいかな。

早朝のため、店舗や施設はやっていないので、自然や史跡などを見てきました。

 

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朝霧高原からの富士山です。この近くに母校、東京農業大学の富士農場があります。懐かしい!

この辺りは源頼朝が富士の巻狩りを行った地です。これもここに来た理由の一つです。

 

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『陣馬の滝』です。頼朝が巻狩りの時に近くに陣を張ったことから、こう呼ばれているそうです。

小さな滝ですが、水量もそこそこあって良かったです。滝の近くまで行けるのも良いですね。水は驚くほど冷たかったです。

写真スポットなのか、撮影に来ている方もいましたよ。

 

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『白糸の滝』と『音止の滝』です。

『白糸の滝』は観光名所なので、早朝にもかかわらず、多くの観光客の方が見に来ていました。

大きな滝なので少し離れたところでも、滝の飛沫で空気が冷たくて気持ち良かったです。これも勉強になりました。

『音止の滝』は近くに寄れませんが、かなりの水量と落差でした。

曽我兄弟が工藤祐経を討つ密談の際に、一瞬音が止まったという伝説からこの名前になっているそうです。

 

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『曽我の隠れ岩』

ここで曽我兄弟が工藤祐経の討ち入りの密議を行ったそうです。

 

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『工藤祐経の墓』

少し寂しい感じですがお供え物が供えてあったので、大河ドラマが終わった後でもお参りに来ている方がいて良かったです。

 

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『曽我八幡宮』

曽我兄弟の霊をなぐさめるために源頼朝の命によって建てられたそうです。

朝早かったですが、掃き清められていて厳かな気持ちになりました。

わざわざ社務所を開けてくださって、御朱印をいただくことができました。

ありがとうございました。

曽我兄弟の話は『鎌倉殿の13人』の23話を見てください (笑)

 

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『富士山本宮浅間大社』

最後は浅間大社にお参りに行きました。残念ながら富士山は雲に隠れていましたが、旅のお礼と帰路の安全をお願いしました。

 

高速道路の渋滞はなくて、予定通り昼には愛知に帰ることができました。

『鎌倉殿の13人』の旅っぽくなりましたが、自然や史跡を見るのは心が癒されます。

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台風対策

 暑いのが普通になってきて、空調服なしでの作業が考えられなくなってしまいました。

また、先週の週間予報では今週は雨予報ばかりでしたが、いざなってみたら、ほぼ雨は降らず。

今年は気温が高く、雨も少なくて地面はカラカラに乾いていて、植物にとっては去年よりつらい年になっています。

 

 そんな中、お盆休みにやってくるのが台風7号です。

最初は関東をかすめるぐらいかなと思っていたら、だんだん西寄りに進路を変えてきて、最新の情報では愛知直撃の予報に。しかもノロノロ台風。

宿縁寺のシダレザクラに液肥を散布してから、風が出てからでは危ないので寒冷紗を外してきました。

こんな時に外しやすいように、滑車とロープで吊り上げる方式にしていたので、作業は楽でした。

昨年は台風が少なかったので、寒冷紗を外す機会は少なかったですが、今年はどうなることやらです。

 

風の被害はないけど雨で地面が潤うような、都合が良い台風だといいのですが。。。。

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盛夏期のウメの移植

 体にこたえる暑さの日が続いていますね。

体温並みの最高気温が普通に出るようになってしまいました。

今年は夏が長い予報になっているのが心配です。

 

 10日ほど前にウメの移植を行いました。

本来、盛夏期に移植や植栽などの根を切ることは行わないのが普通です。

落葉樹は特にダメで、根を切ると葉に水を供給できなくなってしまって、暑さで葉がチリチリになって落葉します。

植木屋さんが扱う木は、あらかじめ掘ることを想定しているので、根が伸びすぎないように切って細い根を出させています。

それでも盛夏期での植栽は、木にダメージを与えてしまいます。

 

 ただ今回は、下水工事の関係で急遽ウメの移植を行わなければいけませんでした。

ウメは40年生~で、植えられてから一度も掘られていない木です。

移植の話を聞いてから掘り取り日までは2日しか間がなかったので、急遽他の仕事の予定を変更して、セオリー通りのことから今までの経験でよかったことなど、掘り取りまでにできることを行いました。

 

 実際の移植作業では、庭師の先輩が手伝ってくれたので順調に作業が進み、想定より早く移植先に運んで植え付けることができました。

移植先に植え付けて、木に水やりをしながら葉の状態を確認して、やっと少し安心することができました。

 

 移植作業から10日ほど経ちましたが、酷暑にも負けず、葉の色が少し悪くなったけど落葉しないで付いていて、がんばってくれています。

ただ、水やりのタイミングなど、常に木の状態を観察して決める必要があります。

まだまだ夏が長いので、心配する日が続きそうです。

 

 時期の悪い時の移植や植栽は、時期の良い時では行わなくてもよい工程が必要となります。

その分、価格も高くなってしまうし、木にとっても良くないので、やっぱり良い時期に行うべきですね。

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