樹勢回復作業
今日は樹木医仕事のお手伝いで一宮まで行ってきました。今の時期に土壌を掘ったりして根を傷める樹勢回復作業は行わないのですが、今回は根が伸びていない部分の改良のため作業を行うことになりました。
対象木は3年ほど前に移植したエドヒガンの大木2本です。移植した時は200トンクレーンで吊りあげて、現在の場所に植えたそうです。
今回の作業は雨水を土にしみ込ませるための対策でした。移植した場所が築山状になっているため、多くの雨水が地中にしみ込まないで流れてしまいます。根鉢が切ってある範囲は雨水がしみ込むので問題ないのですが、何十年先を見据えて根域を拡大させようと考えると、今回の作業が必要となります。
そんな感じで作業をしていたのですが。。。。10時前に降り出した雨がだんだん強くなってきて、昼過ぎにはカッパを着ていてもビチョビチョになるぐらいの大雨に。。3時ぐらいには雷も鳴りだしてきたので作業は終了となりました。雨が降らなければ、今年の根の伸長量を調べる作業をやる予定だったのに。残念。
また機会があればお手伝いに行きたいと思います。色々な人のやり方を見るのは勉強になりますね。
| 固定リンク
「仕事」カテゴリの記事
- 宿縁寺のシダレザクラ(2025.03.30)
- シダレザクラの移植作業(2025.01.20)
- 大晦日(2024.12.31)
- 平板敷き作業(2024.08.29)
- 盛りだくさんな日々(2024.06.18)
「樹木」カテゴリの記事
- 宿縁寺のシダレザクラ(2025.03.30)
- シダレザクラの移植作業(2025.01.20)
- 大晦日(2024.12.31)
- 治療の喜びと新緑の美しさ(2024.04.29)
- 刈込の日々とパトロール(2024.04.25)
コメント