弥陀の松
今朝の新聞に「弥陀の松」の事が書かれていました。「弥陀の松」は碧南市の西方寺にあります。市の天然記念物に指定されていて、樹齢400~500年、高さ10メートル、幹回り3メートルで四方に長い枝を広げた優美な姿をしています。新聞では、そのマツが松くい虫にやられているとのことでした。「これは見に行かなくては!」と昼休みを削って仕事をがんばり、夕方になんとか見に行くことができました。
全景です。葉が変色していますね。
拡大したところです。
葉が垂れ下がって、水が上がってきていない症状を見せています。
今年は雨が降らない時期が長かったせいで、マツにとって水ストレスが発病の誘因となってしまいました。あまり乾燥が続くとマツにとってはよくないですね。
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コメント
残念ですが・・・大往生です!
6月に伐採せざる得ない事と成りました。
4月末に文化財解除の書類を提出致しました。
6月5日(土)午後5時から感謝法要
午後7時から報徳薪能
どちらも費用は無料で、どなた様も自由に来て頂けます。 駐車場はあまりありませんので、公共交通機関でお越し下さい。
投稿: | 2010年5月 4日 (火) 01時19分
こんにちは。貴重な情報ありがとうございます。
マツ材線虫病で枯れてしまったのなら、
伐採はやむを得ないですね。
被害の拡大を防ぐのは大切なことです。
それにしても枝ぶりが良いマツだっただけに
非常に残念です。
時間の都合がつけば、法要に参加させて頂きます。
投稿: 庭杉2代目 | 2010年5月 4日 (火) 17時05分