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土壌改良

ヤマボウシが夏場に葉焼けするということで処置をしました。夏場の猛暑が続き、雨が少ない年は葉焼けや異常落葉が起こりやすいです。また、土壌が締め固められていると少しの雨では雨水が浸透していきませんので同じことが起こります。原因の一つとして、細根が表層近くの浅い層に集中していることがあげられます。これを防ぐには根が地中深くまで伸びるようにしなければいけません。注意が必要なのは、家などを建てる時に植栽スペースの部分が重機などで踏み固められていることがあります。締め固められた土の上に新しい土が盛ってある場合が多いので、根は地中深くに根を張ることができません。このため、葉焼けが起こりやすくなってしまいます。

今回は様子を見ながら土壌を掘り進めて、表層の締め固められた部分の土壌改良と根を地中深くに誘導するため「割竹式土壌改良」を行うことにしました。表層は多孔質土壌改良材と完熟堆肥を使い土壌改良しました。

「割竹式土壌改良」は両手スコップで直径30cmぐらい深さ1m以上の穴を掘り、そこに割竹を入れて完熟堆肥で埋め戻す方法です。ここで重要なのは完熟堆肥で埋め戻すことです。未熟な堆肥で埋め戻すと窒素飢餓と呼ばれる現象を起こしてしまうので注意が必要です。窒素飢餓とは、未熟な堆肥を地中に埋めると分解菌が自分の体をつくるのに窒素を使ってしまい、植物が窒素を利用できなくなってしまうことです。また、分解時に大量の酸素を消費してしまうので、地中が酸素不足になってしまいます。

Nec_0115  割竹の節を抜いて棕櫚縄で縛りました。

Nec_0116 割竹を埋めて、完熟堆肥で埋め戻したところです。

これで今年の夏に葉焼けがおきなくなってほしいものです。

でも、今でこの暑さだと夏は酷暑の可能性大かな。

人間にも植物にも酷暑はキツイものがありますね。

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